東京都中央区は、銀座、日本橋、築地といった整備された街並みや、行政の子育て支援制度も充実していることから、ファミリー世帯にとても人気のエリアとなっています。

他の地域に住んでいても「自分の子供には整った環境のある中央区で教育を受けさせたい」とお考えの方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで今回は、実際に中央区の人気小学校へ越境入学するための実際のやり方についてご案内します!

またこのエリアで人気の小学校と言えば「泰明小学校(たいめいしょうがっこう)」が挙げられます。

1878年に設立された、伝統とハイレベルな教育を併せ持つ小学校。

銀座という場所柄から入学者層も裕福な家庭が多く、広い人脈が特徴です。

続いて人気なのが「京橋築地小学校」。

教育レベルが高いのはもちろん、マーチングバンド強豪校でもあるなど、活気のある小学校です。

これらの人気小学校を始め、その他の小学校についても「丸ごと」ご紹介します!

1. 中央区の小学校に越境入学する方法

「自分の子供は中央区の整った環境で教育を受けさせたい」というニーズから、他の地区に住んではいるけれども、中央区の小学校に子供を通学させたいという家庭が存在します。

今回は、中央区外の家庭の子供が中央区内の小学校に通うためにはどのような方法があるか、越境入学についての行政側の判断についても紹介します。

中央区の小学校に越境入学させるには次の2つの方法があります。

1-1. 中央区内に寄留させる

寄留とは「一時、他の家や他の土地に身を寄せて住むこと」という意味になります。

もし中央区内に親戚や親しい間柄の人がいる場合、その方の家に居候をする形を取って通学することになります。

では、越境入学の際によく議論される子供の住民票の住所だけを移して、実際は区外から通学するということは可能なのでしょうか。

実はこれは法律に違反している可能性が高いと言えます。

・住民票を移すだけで居住の実態がなければ法律違反?

日本には「住民基本台帳法」という法律があります。

これは住民基本台帳によって誰がどこに住んでいるかという点を国や行政が把握するための法律です。

税金の徴収や保険料、年金等の実態把握のための重要な法律になります。

越境入学で住民票だけ移すという行為は実態のない転居になりますから、その住民は住民台帳から消除されてしまいます。

もし「寄留」という形で越境通学をして、その後実態調査等で虚偽の事実が発覚すれば、※5万円以下の罰金、そして住民台帳から削除という罰則を受ける可能性がでてくるのです。

そして当然に学校とのトラブルに発展する可能性も高いと言えます。

そのため、もし住民票を移しての越境入学を検討する場合は、きちんと親戚や親しい人の協力を得て実際に居住して通学するのが良いでしょう。

行政側では人気の高い地域での越境入学を問題視しており、実態調査を行うこともあるようです。

参考条文

<住民基本台帳法より抜粋>

第8条 住民票の記載、消除又は記載の修正は、第30条の2第1項及び第2項、第30条の3第3項並びに第30条の4の規定によるほか、政令で定めるところにより、この法律の規定による届出に基づき、又は職権で行うものとする。

第51条 第22条から第24条まで又は第25条の規定による届出に関し虚偽の届出(第24条の2第1項若しくは第2項又は第28条から第30条までの規定による付記を含む。)をした者は、他の法令の規定により刑を科すべき場合を除き、5万円以下の過料に処する。

1-2. 引っ越しをする

中央区内に引っ越しをするというのが二つ目の方法です。

引っ越しなど様々な準備が必要になりますが、リスクを取って万が一学校とのトラブルになれば一番ショックを受けるのは自分のお子さんになります。

学区内であれば後めたいこともありませんし、子供にとっては同じ地域の子と放課後に遊んだり、下校したりということも大切な勉強になります。

正規の手続きで引っ越しをするのが、子供にとっても両親にとっても一番いい選択となるでしょう。

2. 中央区の学校選択制度

中央区には、特色ある教育の展開、開かれた学校、さらには子どもたちにとって魅力ある学校づくりの促進を目指して、「中学校自由選択制」が存在します。

中央区内に住んでいる子供であれば、学区域の指定校以外の区立中学校を選択して入学することができます。

選択の範囲は次の4校となります。

①銀座中学校

②佃中学校

③晴海中学校

④日本橋中学校

平成30年度であれば定員は各校約40名となっており、希望者が多い場合は抽選となるようです。

参考:http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/gakkokyouiku/sentaku/ziyusentakusei.html

3. 中央区で有名な小学校

<泰明小学校(たいめいしょうがっこう)>

中央区立泰明小学校は「学校指定の制服にアルマーニを採用する」というニュースで全国的に有名ではないでしょうか。

しかし、元々は1878年設立で中央区の最高峰の伝統ある小学校と言われている人気の高い学校となっています。

また泰明小学校は、中央区が実施している特認校制度の対象校となっています。

特認校に指定された学校であれば、中央区内在住の方に限り、学区を跨いで入学を認めるという制度です。

これは、都心に立地して本来の学区居住の児童が少なく、施設に余裕があるためこのような受け入れ体制を取っているようです。

特認校は概ね児童の数が100名程度なので、少数精鋭のレベルの高い教育を行っていることも人気の理由となっています。

なお、受け入れ人数を超える場合は抽選となります。

都心のど真ん中に位置していることから、入学者層も裕福な方が多いようです。

<京橋築地小学校>

泰明小学校に次いで、中央区の名門公立小学校として有名なのが京橋築地小学校です。

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の妻であるメラニア夫人やサッカー選手のデビットベッカム選手も来校されたことのある有名な小学校です。

校内のマーチングバンドも活気があり、学校の行事にもかなり力が入っているようです。

学校のセキュリティ面など充実しており、下校するまではロックされているようです。

「よく考える子」、「思いやりのある子」、「たくましい子」を育てることを教育目標としており、文武両道の教育方針が伺えます。

4. 中央区の小学校一覧

ここでは中央区の小学校を紹介します。

<中央区立常盤小学校>

明治6年に創立しており、文部科学省より教育課程特例校にも指定されています。

都内でも有数の歴史を持つ学校の1つとなっており、同敷地内に常盤幼稚園があります。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~tokiwa-es/

<中央区立日本橋小学校>

設立年月日1990年です。中央区立十思小学校(明治10年創立)、中央区立東華小学校(明治34年創立)の両校が統合してできた学校です。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~nihonbasi-es/index.cfm/1,0,16,html

<中央区立有馬小学校>

明治6年創立の伝統校で、2018年に開校145周年を迎えます。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~arima-es/

<中央区立久松小学校>

明治6年創立、オリンピック・パラリンピック教育アワード校受賞、中央区研究奨励校に指定されています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~hisamatu-es/index.cfm/1,0,15,html

<中央区立阪本小学校>

明治6年開校、邦楽教育に力をいれており、1年生から琴、4年から篠笛、5年から三味線を習い、4年生から大会にも出場します。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~sakamoto-es/

<中央区立城東小学校>

中央区立日本橋城東小学校(明治8年創立)と中央区立京橋昭和小学校(昭和3年創立)が合併し、旧京橋昭和小学校校舎に中央区立城東小学校として創立しています。

中央区食育推進モデル研究校にもなっていました。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~joto-es/index.cfm/6,html

<中央区立泰明小学校>

明治11年創立の名門校です。

中央区の特認校制度の対象校で、少数精鋭で高い教育水準の人気小学校です。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~taimei-es/

<中央区立中央小学校>

中央区立鉄砲洲小学校、中央区立京華小学校の2校を統合し、開校しています。

東京都オリンピック教育推進校となっています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~chuuou-es/

<中央区立明石小学校>

明治41年開校で、課外活動、国際交流、文化活動にも力を入れている小学校です。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~akashi-es/index.cfm/1,360,18,113,html

<中央区立京橋築地小学校>

明治42年開校、泰明小学校に次いでの、中央区の名門公立小学校です。

東京都教育委員会理数フロンティア校指定となっています。

ドナルド・トランプ大統領の妻であるメラニア夫人をはじめ、海外の有名人の訪問者もいます。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~kyoutsuki-es/index.cfm/1,html

<中央区立明正小学校>

明正小学校は明正幼稚園とも繋がっており、幼児との交流教育や、少人数での教育で授業の質も高いようです。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~meisho-es/

<中央区立佃島小学校>

明治21年創立で、児童数は中央区立小学校の中では最多となっています。公舎のデザインも非常にモダンで、「健康で 明るい子ども」、「礼儀正しく 思いやりのある子ども」、「よく考え すすんでものごとに取り組む子ども」を校訓としています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~tsukuda-es/

<中央区立月島第一小学校>

明治39年創立です。月一パレード、寺子屋学習など独自の課外授業も行っています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~tsuki1-es/index.cfm/1,html

<中央区立月島第二小学校>

明治42年開校、平成30年には108周年を迎えています。

参考:www.chuo-tky.ed.jp/~tsuki2-es/index.cfm/1,html

<中央区立月島第三小学校>

昭和10年開校で、平成28・29年度東京都道徳教育推進拠点校の指定を受けています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~tsuki3-es/index.cfm/1,html

<中央区立豊海小学校>

「知・徳・体」のバランスのとれた子どもの育成を教育目標に掲げています。

参考:http://www.chuo-tky.ed.jp/~toyomi-es/

5. まとめ

中央区の小学校への越境入学を検討するのであれば、正規の手続きで引っ越しを行い入学させるのがベストと言えます。

都心ということで好立地で有名校もあることから人気の高い地域と言えます。

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